イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は現地時間9月4日(木)、セリエAのミランに所属するMF本田圭佑が好調を維持していることについて報じた。

プレシーズン終盤からコンスタントに得点を奪い、セリエA開幕戦でもラツィオを相手に先制点を挙げ、チームの白星発進に貢献した本田。現地でもその評価はますます高まっているようだ。

『ガゼッタ』は「ミランに新たなホンダ。言葉、街、食事…こうしてケイスケは再生した」とのタイトルで記事を掲載。本田がミラノの中心、高級ブランド街付近の家に住んで落ち着き、インテルDF長友佑都と寿司を食べに出かけ、元ミランのデイビッド・ベッカム氏と同じ運転手を雇うなど、ミラノでの生活になじんできたと報じている。

さらに、『ガゼッタ』によると、フィリッポ・インザーギ監督が本田を高く評価しているそうだ。才能だけでなく、特にチームに献身的であろうとする姿勢や、練習での態度を称賛しているという。

ミランはFWフェルナンド・トーレスとMFジャコモ・ボナベントゥーラを獲得し、FWジャンパオロ・パッツィーニも復帰するため、ポジション争いの激化が予想される。

だが、『ガゼッタ』は「彼のスペースが奪われ、考慮されなくなることはないだろう」と報道。「インザーギ監督にとって本田は最も安定したリソースの一つ」と、指揮官から信頼されていると伝えた。

速サカ編集部