2014/9/7
イングランド・プレミアリーグのチェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、UEFAによるファイナンシャルフェアプレー(FFP)について、一部の超ビッグクラブにとって有利に働いているとの見解を示した。
モウリーニョ監督は『ヤフー』のインタビューで、チェルシーはすでに買うクラブから売るクラブになったと主張。補強のために選手放出で資金をやり繰りしていると語った。
「チェルシーはお金を使うために、お金をつくっている。マーケットのたびに、我々は選手を売ってきた。1月は(フアン・)マタで、夏はダビド・ルイスと(ロメル・)ルカクだ。だから、チェルシーはお金を出すクラブではない。それ以上に選手の売却でお金をつくっている」
「UEFAはFFPを導入したとき、すべてのチームに平等の可能性が与えられるようにと考えた。だが実際は、歴史があって、世界中により多くのファンを持ち、より収入を得られるビッグクラブたちだけが大金を費やし続けているんだ」
「私は、R・マドリーやバルセロナ、バイエルン、マンチェスター・Uといったビッグクラブたちに、アドバンテージがあると思うな」
ただし、モウリーニョ監督はチェルシーの今のやり方に満足しているとも述べた。
「我々チェルシーは自分たちがやっていることに満足しているんだ。収入と支出のバランスを見事に取っている。それを変えたくないと思っているよ」
速サカ編集部