2011/2/20
霧島連山の新燃岳噴火の影響で、宮崎キャンプを中止して高知県をキャンプ地に選ぶサッカーチームが相次ぎ、プロ野球と合わせた思わぬ活況に、関係者は複雑な表情を見せている。
宮崎から高知に急きょキャンプ地を変更したのは、J2の東京ヴェルディとFC岐阜。ほかにも3チームから打診があったが、練習場の数に限りがあるなどの理由で話がまとまらなかったという。
一方、阪神や西武などプロ野球4球団や、アルビレックス新潟などJリーグ3チームは、当初の予定通り高知県で順次キャンプを開始。県内にプロチームがひしめいている状態だ。
高知県によると、Jリーグ5チームによるキャンプは過去最多。県の担当者は「温暖な気候と充実した設備が評価された。一大キャンプ地として高知のブランド化を図りたい」としながらも、新燃岳噴火で被害が相次いでいることに「素直に喜べない」としている。高知県でも先月から空振など噴火の影響とみられる現象が続いている。
10日で高知キャンプを終えた東京ヴェルディの川勝良一監督は「急な変更だったが、天候とグラウンドに恵まれて良いキャンプができた」と振り返った。
共同通信