サッカーの日本代表を率いるザッケローニ監督は4日、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア出場枠が4・5の現状維持に決まったことを受けて「正直言うと、もっとあってもよかった」との認識を示した。
同監督はアジアの近年の成長ぶりと広大な地理を理由に挙げて「欧州や南米、アフリカなどを見ても、アジアの成長度はずばぬけている。日本と韓国がリーダーシップを持って引っ張っている」と話した。
ザッケローニ監督は日本を優勝に導いた1月のアジア・カップの後、約1カ月の休暇を取り、Jリーグ開幕に合わせて3日に来日。今季のJリーグについては「違う戦術、違った戦い方が出てくることで日本のレベルが上がり、選手の成長を促すと思う」と各チームに「意外性」を求め、若手の台頭にも期待した。
J1は開幕の5日にG大阪-C大阪(万博)、6日には鹿島-大宮(カシマ)を視察する。

共同通信