2011/3/17
日本サッカー協会は17日、ザッケローニ監督の率いる日本代表が29日に大阪・長居陸上競技場でJリーグ選抜と対戦すると発表した。東日本大震災の被災者を支援する慈善試合で、予定していたニュージーランド代表が辞退したため対戦相手を変更した。
日本協会は試合会場を当初予定の東京・国立競技場から余震や停電の不安がない大阪に変更し、ニュージーランド協会の説得に当たった。だが、震災発生から間がないことや、健康や安全面での懸念が残ることを理由に17日、辞退の連絡を受けた。
日本協会の原博実強化担当技術委員長は、欧州でプレーする長友佑都(インテル・ミラノ)、本田圭佑(CSKAモスクワ)両選手ら12人の代表候補に対し、慈善試合の意義を伝える招集状を再送した。国際親善試合ではないため拘束力はないが、選手は全員が出場に前向きという。所属クラブの了承が得られ次第、代表メンバーを発表する。
Jリーグの大東和美チェアマンは選抜チームの編成について「監督はこれから決める。(メンバーは)主にJ1で活躍している選手になる」と述べた。
共同通信