2011/4/21
サッカーのJ1仙台が今季リーグのホーム開幕戦を迎える29日に向けて、東日本大震災で被害を受けた本拠地ユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)の復旧工事が着々と進んでいる。ピッチは測量の結果、地震の影響をほとんど受けておらず、試合は十分に可能。通路の壁面のひび割れは、入場口付近で沈下した路面とともに丹念に補修が終わった。
調査で分かった最も大きな被害は、天井部分の照明設備だった。競技場を所有する仙台市は、落下する可能性のある機材をすべて外し、点検を進めている。
交通機関の乱れなどから工事の着手が7日にずれ込んだが、急ピッチで作業を進めた。同市建設局公園課の降幡賢太郎主任(37)は21日、復旧の度合いを7割といい「今の状況なら十分に間に合う。活力の源になる建物を直すことで、元気が伝わればいい」と話した。
J1仙台によると、入場券の売れ行きは好調で、満員になる見通し。運休が続く市地下鉄南北線も、29日に最寄りとなる泉中央駅までの運行を再開する予定で、あとはチームの帰りを待つばかりとなっている。
共同通信