2011/5/23
来日している国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が23日、東京都内の日本サッカー協会で記者会見し、FIFAの東日本大震災復興支援について「特別基金という形で、資金提供する話をしている。100万〜300万ドル(約8200万〜2億4600万円)規模の支援になる」と、資金を拠出する計画を進めていることを明らかにした。
福島第1原発事故の対応拠点となっているトレーニングセンター「Jヴィレッジ」(福島県広野町など)の再建にも資金を提供するほか、公式協賛社のアディダスを通じ、子どもたちにサッカー用品を配布するという。FIFA主催で復興支援の慈善試合を行う計画を進めていることも明らかにした。
12月のクラブワールドカップ(W杯)については「高木(義明)文部科学相から『安心して開催してほしい』というレターをもらった」と、予定通りの開催を確約した。
共同通信