2011/5/23
国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は23日、東京都内で共同通信の取材に応じ、ワールドカップ(W杯)の開催地決定を24人の理事で投票する現行方式から、すべての加盟協会(現在は208)による投票に改める案を6月1日の総会に諮ると明言した。
FIFAは昨年12月、2018年大会の開催地にロシア、22年大会にカタールを選んだ。だが直前に理事2人が不正行為で活動停止処分を受けるなど、理事会による投票が不正の温床だと批判されていた。
同会長はまた、現在は各大陸連盟選出の24人で構成される理事会を、女性理事を加えた25人に増やすことも総会に提案すると明かした。
共同通信