2011/6/21
日本サッカー協会は21日、東京都内で理事会を開き、一般会計の収入合計が約154億4800万円、支出合計が約157億2200万円で、特別会計を含めた当期収支差額が約1億8800万円の赤字となる2010年度の決算を承認した。日本協会によると、赤字決算は9年ぶり。
予算は昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本代表が4強入りすることを想定し、賞金などを含めた収入合計を約170億円と見込んだ。しかし、決勝トーナメントの1回戦で敗退したことに加え、東日本大震災の影響で3月の国際親善試合が中止されたこともあり、予算段階から大幅な減収となった。
共同通信