【アウクスブルク(ドイツ)共同】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の1次リーグB組で2位以内を確定し、準々決勝進出を決めている日本は5日(日本時間6日未明)、同組の1位通過を懸けてアウクスブルクでイングランドと対戦する。
4日にはアウクスブルク市内で最終調整した後、試合会場のピッチ状態を確認した。第2戦のメキシコ戦前日と同様に、試合会場で記念撮影をするなど、リラックスした様子で試合に備えた。佐々木監督は「欧州を代表する素晴らしいチームを相手に、これまで培ってきたわれわれのサッカーで、いい結果を出してくれると思う」と期待した。
日本は勝つか引き分けでB組1位となる。それでも主将の沢(INAC)は「油断は全然ない。今後決勝トーナメントになれば、勝たないと前に進めない。勝負にこだわりたい」と、あくまで3連勝で1位通過を決める意欲を示した。
5日は1次リーグA組の2試合も行われ、同組1位突破を懸けてフランスとドイツが対戦。日本の準々決勝の相手が決まる。

共同通信