2011/7/5
【ローマ共同】イタリアのレプブリカ紙は母国で休暇を過ごしているサッカー日本代表のザッケローニ監督のインタビューを4日付で掲載し、「日本人はいつも笑顔で親切だが、今は震災のショックがある。日本代表の選手たちの目にも痛々しさが見られる」と東日本大震災の影響を語った。
日本代表は9月から2014年ワールドカップ(W杯)アジア3次予選に臨む。契約が残り1年の同監督は「3カ国の代表チームと海外のクラブからオファーがあったが断った。W杯には日本と行きたい。アジアの強敵はイラン、サウジアラビア、オーストラリアだ」と意欲を示した。
日本語は難しく、通訳に頼り切りという。「(イタリアで『やせた人』を意味する)小指を立てて指示を与えたら、選手たちが赤面した。どうやら日本では『愛人』を示すジェスチャーらしい」とユニークな失敗談も披露した。
共同通信