2011/7/16
【ニューヨーク共同】15日付の米紙ニューヨーク・タイムズはサッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝で米国と対戦する日本チームの記事をスポーツ面で掲載し、過去の対戦で米国は一度も負けていないが「もはや姉と妹のような関係ではない。日本は勝てるという感触を得ている」と警戒するディチッコ元米国代表監督の談話を紹介した。
記事では、2連覇中だったドイツを相手に大番狂わせを演じた準々決勝の前に、佐々木監督が選手に東日本大震災の被災地のスライドを見せたことが結束力を高めたと説明。持ち前の規律とボールコントロールに、闘争心が加わったとした。
米国の主将ランポーンは、かつて米プロリーグでもプレーした日本の司令塔、沢を「偉大なリーダー」と評し「沢がチームに躍動感を生んでいる。勝つためには彼女に仕事をさせないこと」と語った。
共同通信