2011/7/18
佐々木監督は米国との激戦の末に得た初の世界一の味を、かみしめるように話した。(共同)
-ついにW杯優勝。
「試合内容は負けていたが、その中で勝ち得た優勝だった。忍耐力の勝利だったと思う」
-序盤は押された。
「内容的には反省点がある。序盤は硬くなった。米国はボールを保持しつつ、攻撃の迫力はいつも通り素晴らしかった」
-選手の成長したところはどういう点か。
「ピッチの中でプレーしながら、状況を感じて戦い方を変えていた。ベンチで言っても変わらないが、選手がコントロールしてやってくれている。素晴らしい選手です」
「素晴(2)
-PK戦になった時の心理的重圧は。
「米国の方があったのでは。僕自身は全然プレッシャーがなく、ここまでよくやってくれたという思いで、リラックスして見ていられた」
-米国とのPK戦を制しての優勝。
「選手の粘り、勝とうという意欲が、米国に3点以上奪わせなかった。スンダーゲさんには申し訳ない結果だが。米国は強かった。本当に世界ナンバーワンだと思う」
共同通信