2011/7/18
なでしこジャパンの偉業に日本のスポーツ界から祝福の言葉が相次いだ。2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を頂点に導いたプロ野球巨人の原辰徳監督は「沢選手を中心に一丸となった戦いぶりで、日本のスポーツの歴史に名を刻んだ」と称賛。女子ゴルフで米ツアーが主戦場の宮里藍は、ブログに「すごすぎる。涙が止まらない」とつづった。
ソフトボールの日本代表は、17日にカナダでの国際大会で宿敵の米国を破って優勝した。北京五輪優勝メンバーの上野由岐子(ルネサスエレクトロニクス高崎)は、テレビで勇姿を見届けてから決勝のマウンドに上がったそうで「士気が高まった。自分たちもやろう、と勇気づけられた」と胸を熱くした様子だった。
サッカー女子は来年のロンドン五輪で金メダルの期待も膨らむ。日本オリンピック委員会(JOC)の上村春樹・選手強化本部長は「チームワーク、技術で体格差を補ったのは、まさに日本的な勝ち方。ほかのチームスポーツにもいい手本を示し、五輪へ追い風になる」と意義を強調した。
共同通信