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世界一なでしこ、凱旋 沢選手ら首に金メダル(代表)

2011/7/19

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」が19日、成田空港に帰国し、大会得点王と最優秀選手(MVP)に輝いた主将の沢穂希選手(32)=INAC=や佐々木則夫監督(53)らが首に金メダルを掛け、世界一の偉業を達成したドイツから凱旋(がいせん)した。
午後に東京都内のホテルで記者会見に臨み、佐々木監督は「日本の国民の皆さまに少しでも勇気、感動を与えられたらと思って戦った。選手たちは偉業を成し遂げた」と話した。
同日昼には菅直人首相を表敬訪問して優勝報告し、菅首相から「日本中が喜んだ。特に(東日本大震災の)被災地に勇気を与えた」と祝福された。MVPを手にした沢選手は「素晴らしいスタッフやチームメートのおかげです」と応じた。枝野幸男官房長官は午前の記者会見で「政府として顕彰したい」と明言した。
空港では約400人のファンが出迎え、「おめでとう」の声が掛かり、「ニッポンコール」も沸き起こった。スーツ姿の選手21人らはほっとしたような表情で、飛行機から降りたときは最年長の山郷のぞみ選手(36)=浦和、到着ロビーでは福元美穂選手(27)=岡山湯郷=の控えGK2人が優勝トロフィーを手にしていた。成田空港によると、報道陣は約260人で過去最多だった。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング4位の日本は決勝で同1位の米国と対戦。2-2からのPK戦を3-1で制し、2008年北京五輪4位を上回って一気に世界女王の座に就いた。

共同通信

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