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勢いづく女子サッカー 国内リーグ人気沸騰(国内)

2011/7/23

なでしこジャパンのワールドカップ(W杯)初優勝で、少女サッカー選手たちが「将来は私もなでしこになる」「女子部員が増えるきっかけに」と勢いづいている。W杯で活躍したメンバーにはメディアの取材が殺到し、24日に再開する国内女子リーグ「なでしこリーグ」の入場券売り上げも急増。時代はすっかり女子サッカーの様相だ。
公立校で数少ない女子サッカー部がある東京・渋谷の区立広尾中。ユニホーム姿の部員たちは「川澄奈穂美選手のロングシュートはすごかった」「あきらめない気持ちがすごい」と声を弾ませ、練習にもぐっと熱が入るようになった。
2008年に創部したばかり。自校だけでは11人そろわず、近隣校からも募集した。都内で練習試合を組むのもひと苦労で、ママさんチームとの対戦もしばしばある。
2年の辰野汐里さん(14)は「学校ではバレーボールが人気。友達誘っても、やるって言ってくれる子は少ない。サッカーは男の子がやるイメージがあるみたい」と話す。そんな中、なでしこジャパンの世界制覇。「ブームになってサッカーを始める女子が増えるはず」と部員たちは信じる。
東京・中野の小学生チーム「WSCレグルス」に所属する小3村岡怜奈ちゃん(9つ)は、未来のなでしこ入りを夢見る。女子は同学年で1人だけ。男子にまじり懸命にボールを追いかけてきた。
なでしこメンバーは主将の沢穂希選手をはじめ、多くが小学校時代は男子の中で技を磨いた。欧米の大柄な選手に競り合いでひけを取らなかった沢選手の活躍をテレビで見た怜奈ちゃんは「わたしもヘディングを頑張りたい」。母幸恵さん(31)は「W杯優勝は女の子に勇気を与えてくれた。怜奈にも励みになっている」と話す。
沢、川澄両選手や、決勝の米国戦で体を張ってPKを止めたGK海堀あゆみ選手ら代表の7人が所属する、なでしこリーグのINAC(神戸市)。W杯前は練習を見守るファンや記者は数人ほどだったのに、7人が戻って再開した21日の練習にはファン約400人と報道陣約100人が大挙して押しかけた。
クラブ事務所に2台しかない電話はW杯以降鳴りっぱなし。1人しかいない広報担当者は帰宅もできないほど連日連夜対応に追われている。取材申し込みだけでなく、企業からのスポンサー名乗り出や、サッカー教室開催の要請もひっきりなしにあるという。
なでしこリーグの1試合平均観客数は今季800人弱だったが、24日に神戸であるINAC対千葉の試合は前売り券が既に3500枚売れた。練習と同様かなりの数のファンと報道陣が詰め掛け、大フィーバーになると予想されている。

共同通信

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