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意義強調、称賛、激励も 山下氏ら過去の受賞者(代表)

2011/8/2

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の国民栄誉賞受賞決定を受けて2日、これまでの受賞者は1984年ロサンゼルス五輪柔道金メダリストの山下泰裕氏(84年受賞)が「震災で重苦しい雰囲気の中、国民に与えた影響力は大きい」と指摘したように、東日本大震災後の偉業の意味を一番に強調した。
「私も非常に感動したし、元気と勇気をもらった」という山下氏は「自分も励ましの意味でいただいたと思う。受賞を重荷と考えず、エネルギーに変えて、なでしこジャパンの誇りを胸に今後も思い切ってプレーしてほしい」と激励した。
2000年シドニー五輪女子マラソンを制して女子のスポーツ選手で初めて受賞した高橋尚子さんは「この賞を誇りに、次なる夢、ロンドン五輪に向かって頑張ってください」と、来年の五輪での活躍を期待した。
プロ野球界からは王貞治氏(77年受賞第1号)が「国民的喜びだっただけに、国民栄誉賞にふさわしい素晴らしい活躍でした。これから先も厳しい道のりですが、この受賞をばねに一段と精進を重ねてほしい」とエールを送り、衣笠祥雄氏(87年受賞)は「日本が元気であることを証明してもらったように思います」とたたえた。
大相撲元横綱千代の富士の九重親方(89年受賞)は「団体競技ということで、みんなの力が一丸となったのを感じた。日本の女子スポーツが世界的なレベルになった証拠」と快挙を位置付けた。
2年前に受賞した女優の森光子さんは、沢穂希主将にひっかけて「全ての日本人の“ほまれ”です。諦めない気持ちを胸に、これからも、いつまでもボールを追い続けてください」と喜んだ。

共同通信

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