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松田直樹さんが死去 日韓W杯、横浜Mで活躍(代表)

2011/8/4

サッカーの元日本代表DFで2002年に日本と韓国が共催したワールドカップ(W杯)で活躍し、今季から日本フットボールリーグ(JFL)松本山雅でプレーしていた松田直樹(まつだ・なおき)さんが4日午後1時6分、心筋梗塞のため長野県松本市の信州大病院で死去した。34歳。群馬県出身。自宅は松本市。葬儀・告別式は未定。
松田さんは2日午前10時前、同市内で練習中に急性心筋梗塞で倒れ、信州大病院に搬送されたときは心肺停止状態だった。その後微弱ながら心臓の鼓動が戻り、人工心肺装置で血流を維持したが、意識は戻らなかった。
松田さんは群馬・前橋育英高から1995年に横浜Mに入団。昨季までの16シーズンで3度のJリーグ制覇に貢献し、クラブ最多のリーグ戦385試合に出場した。今季からは松本山雅に移籍していた。
日本代表としてもW杯日韓大会で1次リーグ3試合と決勝トーナメント1回戦の全4試合に出場。183センチ、78キロの屈強な体を生かし、日本代表で40試合に出場、1得点を記録した。
年代別の日本代表でも同い年の中田英寿さんらとともに17歳以下の世界選手権(現U-17W杯)、20歳以下の世界ユース選手権(現U-20W杯)に出場。原則23歳以下の五輪では96年アトランタ大会、00年シドニー大会で代表入りした。

共同通信

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