2011/9/7
【済南(中国)共同】サッカー女子のロンドン五輪出場権を懸けたアジア最終予選で3連勝した日本は8日午後3時半(日本時間同4時半)から、中国山東省済南市の山東スポーツセンターで北朝鮮と対戦する。日本はこの試合に勝てば、3大会連続4度目の五輪出場が決まる。
日本は7日、同市内で約1時間半、北朝鮮戦に向けて最終調整。紅白戦では主力組に5日のオーストラリア戦の先発組が入った。4-5-1の布陣に変更し、守備的MFの阪口(新潟)とDF陣の距離を確認する場面もあった。練習後には相手の俊足FWを警戒し、守備陣がラインの上げ下げをチェックした。
北朝鮮は小雨の中、午後に約1時間、実戦形式の練習を行った。周囲からの視線を気にしてか、ユニホーム姿でプレーしていた主力組が、背番号を隠すために途中から練習着を羽織る一幕もあった。
日本は勝ち点9で首位に立ち、北朝鮮は2勝1分けの同7で2位。対戦成績は日本の通算5勝3分け9敗となっている。
共同通信