2011/9/9
【済南(中国)共同】サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」がロンドン五輪アジア最終予選での五輪出場権獲得から一夜明けた9日、中国山東省の済南市内で喜びを語った。主将の沢(INAC)は「目標だったし、素直にうれしい。出場権を取れてほっとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。
佐々木監督は前夜、ビールで五輪出場を喜び、9日の朝食時には選手を抱き締めたという。「まだ日本の女子サッカーには、やるべきことがある。もっと底力をつけないと」と、来年の五輪本番で目標とする金メダルへ目を向けた。
8日の北朝鮮戦に出場しなかった選手らは9日午前、同市内で練習した。日本は11日に最終戦で中国と対戦し、12日に帰国する。
共同通信