速報!サッカーEGサービス一覧

設定

サッカーニュース

[1078号]EGちょい出し:いまのレッズにとって、一番大事なことは“結果” GK18加藤順大 浦和レッズ()

2011/10/28

[1078号]EGちょい出し:いまのレッズにとって、一番大事なことは“結果” GK18加藤順大 浦和レッズ

浦和ユース出身の生え抜きとして、トップチームに昇格したのは、2003年。浦和がJリーグヤマザキナビスコカップを制し、クラブ初タイトルを獲得したシーズンだった。プロとなって9年目の今季、ヤマザキナビスコカップで出場のチャンスをつかみ、リーグ戦でも正GKに定着した。リーグ戦の不振に苦しむ中、クラブは10月20日にペトロヴィッチ監督の契約解除を発表。堀孝史新監督の下、残留に向けてまい進する。激動のシーズンを戦う中でつかんだ手ごたえ、そして自身初めてとなる決勝の舞台に馳せる思いとは――。

「早く浦和レッズのゴールを守りたい」

――浦和にとってJリーグヤマザキナビスコカップと言えば、2003年。鹿島を破り、優勝しています。
「あのときは、レッズが初めてタイトルを獲得した年でした。僕はユースからトップチームに昇格してプロ1年目で、メンバーには入れなかったのですが、国立競技場にはいました。メンバーに入れなかった選手たちと一緒に試合を見ながら、優勝が決まる寸前に下に降りて、みんなと喜びを分かち合って。あのときはエメルソン(現・コリンチャンス)がいましたね。非常に楽しいサッカーをして、優勝したという印象が強かった。優勝の瞬間に立ち会えて、レッズがこれから大きく成長していくというときでした。『早く浦和レッズのゴールを守りたい』。あの日、そう思ったことを覚えています」

――「このゴールを守りたい」。いい言葉ですね。
「(リーグ戦のゴールを守るのはそれから)9年かかりましたけどね。素晴らしいサポーターの前でプレーしている仲間の姿を見て、『早く僕もこのピッチに立ちたい』と常に思ってきました。その中で今回、タイトルを獲れる、優勝できるというチャンスが目の前にあります。絶対にモノにしたいと、とても強く感じています」

――加藤選手のプロデビュー戦もJリーグヤマザキナビスコカップでした。06年5月21日の予選リーグ第6日・横浜FM戦です(4○2、埼玉)。
「あの試合は、たしか観衆が42,000人くらいだったと思いますが(公式記録は43,129人)、尋常ではない人数ですよね。カップ戦の予選で、『どれだけ多くのサポーターが入るんだろう』とビックリしました。試合は4-2で勝ちましたが、あそこで勝って、あれだけ多くのサポーターに手を叩いて喜んでもらって。『ウワー』という大きな歓声に包まれたら、それはもう癖になってしまうというか…。『もう一度あの雰囲気を経験したい』という思いを強く持ちました。だからそのとき、『絶対に浦和でプレーを続ける』と決めました。それから試合に出るまでにまた2年くらいかかったのですが、それもヤマザキナビスコカップでした。昨年もリーグ戦には出られなかったのですが、ヤマザキナビスコカップの予選リーグに全試合出場できました。そこで、自分のプレーの物差し、何ができて何ができないのかがよく分かりました。僕の中ではリーグ戦と同様、ヤマザキナビスコカップも非常に重要な位置付けの大会です」

ヤマザキナビスコカップでチャンスをつかんだ

――加藤選手にとって特別な価値を持つJリーグヤマザキナビスコカップですが、その決勝戦を迎えるにあたり、あらためていまの気持ちを聞かせてください。
「とても大事な大会ですし、日本のサッカー界の中でなくてはならない大会です。若い選手が試合に出る機会でもありますし、若手選手がチャンスをもらえれば非常に高いモチベーションでプレーできます。なにより僕自身はヤマザキナビスコカップで成長させてもらいました。昨年は予選敗退に終わりましたが、今年はここまで来て、そして自分が決勝の舞台を前にして、こんなに大きなチャンスを手にしている。本当にうれしいことです。試合が終わったとき国立競技場の壇上に立って、みんなで優勝を喜べるチャンスがある。非常に楽しみです。あとは、“国立という場所”もサッカー選手にとって特別です。小さいころから憧れていた場所ですし、そこでしっかり勝って、リーグ戦につなげていきたい。相手も鹿島という素晴らしい相手です。1試合1試合、目の前の戦いを絶対に勝つ、という気持ちを誰よりも強く胸に秘めて戦いたいと思います」

――今季の序盤戦は、山岸範宏選手が先発のピッチに立っていましたが、6月5日のJリーグヤマザキナビスコカップ1回戦第1戦・山形戦(2○0、埼玉)で、加藤選手にチャンスが巡ってきました。
「モチベーションはすごく高かった。昨年もヤマザキナビスコカップの予選には出られたのですが、リーグ戦には出られませんでした。『自分はもっともっとできるんだ』という気持ちはずっと持ち続けてきました。ですから今年も変に緊張することはなく、ピッチの上で“自分のプレー”をしっかりできたことは、とても良い経験でした」

――この試合でのプレーが評価され、直後のリーグ戦(6月11日、第14節・大宮戦、2△2、NACK)でも出番が訪れました。
「“今季は勝負の年”という意味での目標は、とても高いところに置いていました。もちろん、モチベーションもありました。ヤマザキナビスコカップで納得できるプレーができたことで、自分の中で『いけるぞ、やれるぞ』という気持ちが芽生えました。“感覚”としても手ごたえがあった試合でした。ヤマザキナビスコカップ1回戦第1戦の山形戦でうまくプレーすることができましたから、リーグ戦の大宮戦もスムーズに試合に入ることができました」

――相手が大宮というのも因縁めいたモノがありますね。
「大宮には、以前住んでいたことがあります。そして、リーグ戦のデビュー戦が“さいたまダービー”。これはすごく光栄なことです」

続きはエルゴラッソ本紙で!!
サッカー専門紙EL GOLAZO

ニュース一覧

※メールが起動します※

掲載されているニュースへの御意見・御指摘はメールにて御連絡下さい