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「プライドを持って戦う」 被災地で高校サッカー代表(国内)

2011/11/5

第90回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕)の地方大会は5日、東日本大震災で被災した福島と宮城で決勝を行い、福島大会は尚志高が3年連続5度目、宮城大会は聖和学園高が初の出場を決めた。福島第1原発事故の影響もあった福島で代表を手にした尚志高の三瓶陽主将は「(決勝で戦った)富岡高の分まで、福島の代表としてプライドを持って戦いたい」と誓った。
尚志高は郡山市の校舎や体育館の一部が半壊。県の内外から集まった部員は震災後約1カ月間、自宅待機となった。福島県二本松市出身の三瓶主将は「放射能の不安があって外に出られず、家で筋力トレーニングしかできなかった」と言う。
仲村浩二監督の母校、習志野高(千葉)で練習を再開した。新入生の入学辞退や部員の転校などの苦境を乗り越えての全国切符。仲村監督は「一時はこのメンバーでやっていけなくなると思った。今回の優勝は格別」と喜びをかみしめた。
聖和学園高は震災発生の3月11日、海に近い宮城県松島町の松島フットボールセンターで練習していた。家族が犠牲になったり、津波で家が流された部員もいた。加見成司監督は「忘れられるわけはないけれど、思い出したくはない」と傷痕の深さを口にした。
震災後約3週間は練習できなかったが、避難所に食料を運ぶボランティア活動などをして地域との絆をあらためて感じた。斉藤健主将は「生かされている命。サッカーができるのは周りの方々のおかげ」と感謝を胸に全国の舞台に挑む。

共同通信

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