2012/1/10
【チューリヒ(スイス)共同】国際サッカー連盟(FIFA)の2011年世界年間女子最優秀選手に選ばれた日本代表「なでしこジャパン」主将の沢穂希(INAC神戸)が10日、スイスのチューリヒ空港から女子最優秀監督に選出された佐々木則夫監督らとともに帰国の途に就いた。
沢は受賞から一夜明けたこの日朝、ランニングをして体を動かしたという。空港には帽子を目深にかぶり、ジーンズのラフな格好で現れると、やや疲れた表情を浮かべて機内に入った。
日本サッカー協会の小倉純二会長は、同協会が受賞したフェアプレー賞を含めた三つのトロフィーを東日本大震災の被災地で披露する意向を示し「4月1日にユアテックスタジアム仙台でなでしこが米国と対戦するときがいい機会」と話した。
共同通信