国際サッカー連盟(FIFA)の世界年間女子最優秀選手にアジア勢で初めて選ばれた日本代表「なでしこジャパン」主将の沢穂希選手(33)=INAC神戸=が11日、東京都内で記者会見し「少しずつ実感が湧いてきた。信頼できる仲間がいたから取れた賞。これを糧に精進したい」と喜びを語った。
沢選手は女子最優秀監督に選出された佐々木則夫監督(53)とともに11日午前、世界年間表彰式が行われたスイスのチューリヒから成田空港に帰国した。
沢選手は昨年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会では、最優秀選手と得点王に輝き、日本の初優勝に大きく貢献。9日の表彰式では、FIFA加盟協会の代表チームの監督と主将や、選ばれた記者による投票で最優秀選手になった。

共同通信