女子選手として世界最高の賞に輝いた沢は、仲間や関係者への感謝を何度も口にして、あらためて喜びを表した。
-受賞した感想は。
「名誉ある賞を頂けたのも佐々木監督の下、信頼できる大切な仲間がいたから。個人的な賞だが、アジアで初だし、女子サッカー界にとって大きなことだと思う」
-他の受賞者とは、どんな話をしたか。
「メッシ選手(アルゼンチン)はシャイなのか、全然話せなかったけど、シャビ選手(スペイン)は英語で『優勝おめでとう』と言ってくれた」
-受賞の実感はどんなことで湧いてきたか。
「こんな風にメディアの方がたくさんいることで、実感が湧いてきた」
-受賞が女子サッカーに与える影響について。
「私がこのような賞を取って、目標や夢を持ってくれたらいいし、不可能はないと証明できた。少しは好影響があれば」
-代表デビューからの18年を振り返って。
「長い年月になったが目標の世界一を果たせた。このトロフィーは本当に重い。女子サッカーの全てに携わってくれた先輩たちや関係者の気持ちも入った重みのあるトロフィーだと思う」

共同通信