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[1106号]EGちょい出し:高校サッカー選手権インタビュー 仲村浩二監督(尚志) 選手権を終えて、いま思うこと/ 聞き手・安藤隆人()

2012/1/13

●「すごく意義のある大会」
--選手権を終えてみて、率直な感想を聞かせてください。
「選手が成長した大会というのが、一番の印象ですが、正直に言うと、本当に苦しかった1年間が終わったなという感じです」

--あらためて、何が一番苦しかったでしょうか?
「選手の心のケアですね。見えない敵との戦いで、本当に安全なのかどうか何も分からない状況下で、選手の心のケアがすごく大変でした」

--でもその中で、選手権がある意義をあらためて感じたのではないでしょうか?
「すごく大切な目標に向かって一丸となっていく。これはもともとあった選手権の意義で、そのために苦しいことがある中でも、これがあるから頑張れる。そして、みんなにも力を与えることができる。すごく意義のある大会だと思います」

--今まで選手権を選手としても指導者としても経験されて、意義の大きさは十分に分かっていると思いますが、今回ほど意義の大きさを感じたことはなかったのではないでしょうか。
「そうですね。今までも選手権は目標であり、楽しみにしている、すごく有意義な大会でしたが、今年に関していうと、本当にこれがなかったら、頑張り切れませんでした。選手権で頑張ることで、福島県に元気を与えることができるということをテーマにしていたので、選手たちに『頑張る意義』を与えることができたと思います」

--もし選手権がなかったら…。
「選手権がなかったら、おそらくチームも解散して、本当に目的もなくバラバラになってしまったと思います。僕自身が選手権で成長させてもらい、選手権で大人になったと思っていますから、選手たちにもどうしてもそういう経験をさせてあげたかった。これを経験すると、将来、ものすごく仲間に対して思いやりや絆とかができると思います」

--富岡との県予選決勝が終わって、今大会までどのように過ごされましたか?
「警戒区域で頑張っていた富岡さんの悔しい思いも背負うことはもちろん、福島県に良いことがない中で、『頑張ってね』と送り出してくれた人の思いも背負って戦えるようになりましたし、雪で寒かったなか、静岡県の時之栖で行った合宿ではいろいろな方に協力していただき、本当に人の温かさというか、サッカーファミリーの温かさを感じました」

--昨年までの県予選から選手権までの期間と、今年は違いましたか?
「注目度は全然違いましたね。県予選決勝でのテレビカメラの数も違いましたし、掛けていただく言葉は、決してこの大会が自分たちのためだけじゃないという思いを強めてくれましたね」

--逆にそれが選手にとってプレッシャーや雑音にはならなかったのでしょうか?
「雑音とかになりそうなところもあったのですが、それもすべて今年の福島を象徴しているのだから、それもすべて背負おうという思いが逆に強くなりましたね」

--千葉出身の選手が多い中で、『福島の思いを背負う』ということはどういう感覚なのでしょうか?
「選手権に出て優勝するために千葉から福島に越境入学をしているし、福島県で戦って、福島県の代表として選手権、そして福島県選抜として国体に出場している。福島に対する思いは強いと思います」

--監督自身も千葉出身です。
「僕は大学を卒業して、就職をしてからはずっと福島なので、本当に福島の良いところも悪いところも何となくは分かっているつもりです。でも、今年は特別なことが起こった中で、これまでお世話になった福島に恩返しがしたい。福島の代表ということで、県民に勇気と希望を与えたいという気持ちは強かったです」

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