今シーズンより1カ月に二回のペースで「エルゴラ総選挙」を開催します。
このコーナーではJリーグの各クラブの番記者にテーマごとに選手を選んでもらい紹介してもらいます。紹介された選手は、クラブの代表としてアンケートにノミネートされます。ノミネートされた選手の中からみなさまの投票で、リーグの“ナンバーワン”を決定したいと思います。
記念すべき第1回のテーマは「今季期待する新加入選手は誰?」となります。
※投票方法は後日お知らせします。
ノミネート選手:高崎寛之
昨季までの2シーズンにわたって甲府でゴールを量産した絶対的なエース・ハーフナーがオランダのフィテッセへ完全移籍。その後釜として浦和から獲得したのが188cmの大型FW高崎だった。前任者が日本代表まで登りつめたとあって当然ながら周囲の高崎への期待は高い。ハーフナーと比較する声さえある。だが、本人は次のように言い放つ。「僕は僕です」。浦和で燻っていた男の再起を目指す思いは強い。
昨季オフには複数のクラブからオファーのあった高崎だが、甲府への決め手は自身のサッカー感の一致と成長への飢餓感だった。「城福監督と甲府を決める前に話をしたが、やりたいサッカーと自分のサッカーが合っていると思った。昨季はJ1から落ちてしまったが、またJ1に上がれる可能性のあるチーム。自分も成長していけると思った」。練習場も施設も充実していた浦和とは違い、甲府はクラブハウスもなければ固定された練習場もない。それでも高崎は気にはならなかったという。「いい環境でいいサッカーができるわけでもないので」。淡々と話す、その口調は実に頼もしい。
そんな男が目指す先はもちろん「1年でのJ1昇格」。そして大ブレイクを果たした09年の水戸時代(19得点)を越える「20得点」(高崎)だ。
サッカー専門紙EL GOLAZO