2012/3/9
サッカー女子の国際大会、アルガルベ・カップで準優勝した日本女子代表「なでしこジャパン」は9日、成田空港に帰国した。千葉県成田市内のホテルで記者会見した佐々木則夫監督は「まだまだ各チームとも移行期の中で(強豪の)米国、ドイツとあのレベルで戦えた」と手応えを口にした。
1次リーグの米国戦と、決勝のドイツ戦はエースの沢穂希(INAC神戸)を欠いた戦いだった。「頼らないでどれだけできるか。(他の選手が)頑張るという意味で『沢効果』があった」と控え組の踏ん張りをたたえた。
大会最優秀選手に選ばれた宮間あや主将(岡山湯郷)は「優勝が目標だったが、全員一丸となって戦えたことには喜びと誇りを感じられた」と満足そうに話した。
共同通信