2012/3/12
サッカー女子日本代表が準優勝した国際大会、アルガルベ・カップで決勝など2試合を体調不良で欠場したMF沢穂希が、12日に兵庫県内の病院で精密検査を受け「良性発作性頭位めまい症」と診断された。所属のINAC神戸が発表した。
この病気は平衡感覚をつかさどる内耳の三半規管の問題が原因で発症するケースが多いとされる。クラブによると、沢の直接の原因は不明だが「特定な動き」をした際にめまいを起こす症状が続いている。完治までは自然治癒で1週間から1カ月を要する見込みで、回復具合を見ながら今後の復帰について決める。
沢はクラブを通じ「めまいはしますが体は元気なので、早くサッカーがしたい。一日も早く練習復帰できるよう、今はしっかり療養したいと思う」とコメントした。
共同通信