2012/3/14
U-23(23歳以下)によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選C組最終戦で、5大会連続9度目の本大会出場を目指す日本は14日午後8時から東京・国立競技場でバーレーンと対戦する。日本は勝つか引き分ければ、1位で五輪出場が決まり、敗れても得失点差で1位になる可能性がある。4大会連続で国立競技場での五輪切符獲得となるか。
中田英寿や中村俊輔(横浜M)らそうそうたるメンバーが中心だったシドニー五輪予選は、1999年11月6日にカザフスタンに3-1で逆転勝ちして五輪出場権を獲得。アテネ五輪予選は2004年3月18日のアラブ首長国連邦(UAE)戦で、大久保嘉人(神戸=当時C大阪)の2ゴールの活躍もあって3-0と快勝し、出場権をたぐり寄せた。どちらの試合も5万人以上の大観衆がスタジアムを埋めた。北京五輪予選は07年11月21日にサウジアラビアを相手に苦しんだが、0-0と耐えて五輪出場権を確保した。
昨年11月に国立競技場で行われた今予選のシリア戦で決勝点を決めた大津祐樹(ボルシアMG)は「自分が結果を出して予選突破につなげられたら。ヒーローになるつもり」と再びの活躍を誓う。関塚監督は「ホームで迎えられるのは心強い」と、大勢のサポーターの前でのロンドン行き決定へ意気込んだ。
共同通信