2012/4/3
C大阪にとって今季初黒星となった第4節の仙台戦。今季の仙台が、高い位置からの守備に加えてボール保持を増やす、昨季からのプラスアルファを追い求めていることは理解していましたが、前半の仙台は、想像以上に強かったですね。負け試合で表紙を飾るのは悔しいですが、見出しにもあるように、仙台の“敵地で示した確かな進歩”を感じました。
この試合、ミックスゾーンでの主役は上本大海選手でした。C大阪での旧知の記者が彼を取り囲む中、試合について問われると、「いやー、(失点)ゼロで抑えたかったですね。あの一点は完全に僕のミス。あれがなければ、攻撃力のあるセレッソをゼロで抑えたという自信にもつながったと思うので、悔やまれるミスですね。バンさん(播戸竜二選手)に、何をおごってもらおうかな? (苦笑)でも、敵にして改めて思うことは、バンさんの嗅覚は半端ないな、と。少しのミスも突いてくる抜け目なさは人並み外れていますね」と、自らのミスから招いた播戸選手の得点に対して、冗談まじりに悔しさを滲ませていました。
また、C大阪サポーターからの「大海」コールについては、「うれしかったですね。C大阪にいて良かった、と感じた瞬間でした。C大阪のサポーターは、広い心でサッカーを楽しんでいるなという印象です」と、うれしそうに話していました。
昨季も移籍が決まる直前には、「C大阪での2年間は本当に楽しかった。自分のプレーも磨いてもらったと思っていますし、他クラブからオファーが来るまで成長できたのも、C大阪でプレーできたおかげだと感謝しています」と述べていた上本選手。仙台では早速戦術的にもフィットしているようで、自身の仙台での役割について、「守備ラインを高くすることによって、相手との距離をコンパクトにすることが出来ますし、二次攻撃もできるようになる。昨季より攻撃力もアップを目指す中で、守備でのリスクは承知の上でやっています」と、熱く語ってくれました。
久々に聞いた“大海節”は、昨季までと何も変わっておらず、懐かしい感じでした。次回の仙台との試合もまた、楽しみです。
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