2012/4/6
キックオフ直前、広州恒大のダリオ・コンカ選手が柏のベンチを覗いて手を振っていたことに、みなさんは気がついたでしょうか。
チームの円陣にもギリギリまで加わらずにコンカ選手が探していたのは、澤昌克選手でした。なんと、2人は10年前にリバープレートユースでともにプレーしてた間柄だったのです。
ハーフタイムには、コンカ選手がわざわざ澤選手のところへ駆け寄り、懐かしそうに会話を交わす姿がありました。160cm台の背格好と、童顔、そしてキャッキャと再会を喜ぶ仕草はまるで子どものようでしたね。
澤選手は「当時は一緒に電車で通っていたほど仲が良かった」というコンカ選手との久々の再会を振り返って、「10年ぶりくらいに会ったね。アイツのことはずっと気にしていた。覚えていてくれるかなって思ったけど、良かった」と話していました。
また、現在のコンカ選手については、「当時と変わってなかったね。性格も、プレースタイルも。あのときから、プレーは他の選手と比べてもずば抜けていた。いまは10億くらいの年俸をもらっているらしいね。でもアイツは、メッシみたいになんでもできるスーパースターって感じじゃない。周りを使い、自分も生かしながら、シンプルなボールタッチでプレーしている。それが効果的なんですよね。ああ、変わってなかったなあ。レイソルにはもちろん勝ってほしいと思ってみていたけど、ダリオを見て懐かしくなったし、少し応援しちゃった。できれば自分も試合に出たかったなあ」と語っていました。
澤選手の思い出話は続きます。
「アイツはすぐにトップチームへ昇格しちゃった。でもさ、カベナギ(現リバープレートのエース)もそうだけどあのときの同僚が9人くらいプロになって今もプレーしているのは嬉しいよね。今度のスバル銀行チャレンジカップでもチリのチームがくるけど、そこの監督は一緒にやっていた監督。去年はチリ代表が来日したよね。なんだか、最近ボクの知り合いが日本に続々と来始めている(笑)」
確かに。何かを惹き付けるものを、澤選手は持っているのかもしれません。
サッカー専門紙EL GOLAZO/BLOGOLA