2012/9/11
ブラジルワールドカップ・アジア最終予選の日本vsイラクが11日、埼玉スタジアムで行われ、前田遼一のゴールにより1-0で勝利を収めた。
今野泰幸、内田篤人が出場停止で香川真司が腰痛により欠場したためスタメンは、GK川島永嗣、DF駒野友一、吉田麻也、伊野波雅彦、長友佑都、MF長谷部誠、遠藤保仁、本田圭佑、FW前田遼一、岡崎慎司、清武弘嗣の11人に。
試合は、ユーヌス・マフードらをベンチに置き、若いメンバーをスタメンに並べたイラクが立ち上がりを支配。ボランチにマークを貼り付け、出足の早い守備で日本を押し込むと、セットプレーなどからチャンスを作った。一方、遠藤のところを抑えられた日本はボールを前に運べず、主導権を握れない展開が続いたが、25分に岡崎の個人の力から先制点。右サイド深い位置からのスローインを受け、ペナルティーエリアに切れ込み、ドリブルでDFをかわしてクロスを挙げると、フリーの前田が頭で合わせた。このあとは、日本もペースを取り戻し、優位なまま前半を終了。
後半も日本がペースを握ったまま試合を進めるが、追加点は奪えず。だが、イラクのジーコ監督がエース、ユーヌス・マフードらを投入し勝負を仕掛けた終盤も、無失点で逃げ切り、勝ち点3を積み上げた。
速サカ編集部