欧州チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージA〜D組の第3節8試合が24日、各地で行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケ04はアウェイでアーセナルと対戦し、2-0で勝利した。内田は前節のモンペリエ戦に続きフル出場している。

グループBの首位決戦となったこの試合は、お互いに攻め合いながらも無得点の時間が続く。アーセナルは9分、左サイドを突破し、FWジェルビーニョがシュート。対するシャルケは43分、右サイドを抜けだした内田のパスからMFイブラヒム・アフェライがゴールを狙うも、両者とも得点には至らずに前半を折り返す。47分にはアーセナルが得意のパスワークから中央を突破し、MFフランシス・コクランの折り返しをMFアーロン・ラムジーがヒールでシュートするがブロックされてしまう。するとシャルケは76分、こぼれ球を拾ったFWクラース・ヤン・フンテラールが右足を振りぬき、先制点を挙げる。続いて86分にはカウンターからアフェライが追加点を挙げ、スコアを2-0とする。ロスタイムにアーセナルは17歳のMFセルゲ・グナブリー、MFサンティ・カソルラが続けてシュートを放つが得点には至らず、試合終了となった。

この結果、シャルケは勝ち点を7に伸ばし、アーセナルを抜いてグループB首位となった。また、現在の本拠地エミレーツ・スタジアムで国外チームに初黒星を喫したアーセナルは勝ち点6で2位となっている。

次節は11月6日に、シャルケのホームで同カードの対戦が行われる。

速サカ編集部