2012/10/29
イングランド・プレミアリーグが28日、各地で行われ、日本代表DF吉田麻也とFW李忠成が所属するサウザンプトンはホームでトッテナムと対戦し、1-2で敗れた。吉田は先発フル出場、李はベンチ外だった。
直近のリーグ戦3試合で勝ち星のないサウザンプトンは、序盤からトッテナムの猛攻を受け、苦しい展開を強いられる。15分、MFトム・ハドルストンが送った浮き球のパスからMFガレス・ベイルにヘディングシュートを決められると、39分にはMFアーロン・レノンのスルーパスからFWジャーメイン・デフォーにシュートを許し、一度は掻きだしたものの、MFクリント・デンプシーに押し込まれてしまう。サウザンプトンは攻撃面でも決定的なシーンを作れないまま、0-2で前半を折り返す。後半に入ると徐々に盛り返し、63分にはFKのこぼれ球を吉田がヘディングで押し込もうとするが、枠を捉えることはできない。しかしその3分後、低い弾道の右CKをDFジョゼ・フォンテが右足のヒールでシュート。トッテナムGKブラッド・フリーデルにセーブされたこぼれ球をFWジェイ・ロドリゲスがニアに蹴りこみ、サウザンプトンがスコアを1-2とする。同点とするべく、その後も攻勢をかけるが得点には至らず、そのまま試合終了となった。
この結果、サウザンプトンは勝ち点を伸ばせずに、順位は19位のまま。勝ち点3を得たトッテナムは勝ち点を17に伸ばし、リーグ4位に浮上した。
次節はリーグ・カップを挟み、11月3日にサウザンプトンはアウェイでWBAと、トッテナムはアウェイでマンチェスター・Cと対戦する。
速サカ編集部