2012/10/29
ロシア・プレミアリーグの第13節が28日、各地で行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワはアウェイでテレク・グロズニーと対戦し、2-1で勝利した。本田は先発フル出場し、今季6点目となるゴールを決めるなど攻撃を牽引し、勝利に貢献した。
2連勝中のCSKAモスクワは8分、右サイドを突破したテレク・グロズニーFWアイウトンに先制ゴールを許し、苦しい立ち上がりとなってしまう。しかし25分、左サイドからDFゲオルギ・シェンニコフが上げたクロスを本田がボレーで合わせ、試合をふりだしに戻す。その後も一進一退の攻防が続いたが、なかなかゴールは生まれず試合は終盤へと差し掛かる。そして88分、MFラスムス・エルムのFKからMFポントゥス・バーンブルームが頭で合わせ、CSKAモスクワが逆転に成功する。試合はこのまま終了となり、2-1で勝利したCSKAモスクワは連勝を3に伸ばした。
この日の本田は中盤の2列目に入り、得点を挙げるだけでなく、ドリブル突破やスルーパスなど、随所に効果的なプレーを見せた。78分には豪快なミドルシュートを放ち、あわや2点目となるシーンもあり、自身の好調ぶりを伺わせた。
この結果、CSKAモスクワは勝ち点を30に伸ばしリーグ首位に浮上した。テレク・グロズニー勝ち点25のまま4位となっている。
次節は国内のカップ戦を挟み、11月3日に開催される。CSKAモスクワはホームでロコモティフ・モスクワとのダービーマッチに挑み、テレク・グロズニーはアウェイでアンジ・マハチカラと対戦する。
速サカ編集部