2012/10/29
イタリア・セリエAの第9節が28日、各地で行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルはアウェイでボローニャと対戦し、3-1で勝利した。長友は第7節のミラン戦で退場して以来、ELを含み3試合ぶりに先発し、勝利に貢献。フル出場を果たした。
リーグ戦5連勝中と好調のインテルだが、FWアルベルト・ジラルディーノ、MFアレッサンドロ・ディアマンティを中心に攻勢をかけるボローニャに、序盤から主導権を握られてしまう。しかし、インテルはセットプレーから反撃の糸口を掴む。23分、MFエステバン・カンビアッソのCKをDFアンドレア・ラノッキアがヘディングで狙うが惜しくも枠の外。すると27分、同じくカンビアッソのFKをラノッキアが頭で合わせ、今度は枠に収めインテルが先制する。
後半に入ると、53分にはFWロドリゴ・パラシオのパスをFWディエゴ・ミリートが決め、リードを広げる。しかし、直後の58分、ショートコーナーからのクロスをDFニコロ・ケルビンが頭で逸らし、ボローニャに得点を許してしまう。
その後、バレージ助監督がボローニャのピオリ監督とともに退席になってしまうが、64分にパラシオのパスを受けたカンビアッソがループシュートを放ち、インテルが追加点を挙げる。これが決勝点となり、3-1で勝利したインテルが連勝を6に伸ばした。
この日の長友は、[3-5-2]システムの左サイドハーフとして先発し、終盤には右サイドへ。88分には鋭い突破からシュートを放つなど勢力的に動き、チームの6連勝に貢献した。
この結果、インテルは勝ち点を21に伸ばし、リーグ3位に浮上。ボローニャは17位に沈んでいる。
次節は31日、インテルはホームでサンプドリアと、ボローニャはアウェイでユベントスと対戦する。
速サカ編集部