ドイツ・ブンデスリーガの第9節が28日、各地で行われ、日本代表DF酒井宏樹が所属するハノーファー96はホームでメンヘングラッドバッハと対戦し、2-3で敗れた。酒井宏は移籍後初先発を果たし、84分までプレーした。

前半はスコアの動かない落ち着いた展開となったこの試合は、後半になると打って変わって、ゴール連発のシーソーゲームとなる。48分、MFヤン・シュラウドラフの豪快なミドルシュートが決まり、ハノーファーが先制すると、続いて53分にはFKのサインプレートからFWマメ・ディウフが押し込み、追加点を挙げる。2点差となり、勝利を手繰り寄せたかに見えたハノーファーだったが、70分にDFアルバロ・ドミンゲス、77分にDFロエル・ブロウベルスと、立て続けにメンヘングラッドバッハにゴールを許してしまう。そして79分、左サイドからのFKをMFフアン・アランゴに直接沈められ、ついには逆転。このまま試合終了となり、ハノーファーにとっては悔しい敗戦となった。

この日の酒井宏は右SBとして先発し、84分に途中交代。チームに加入後最長の出場時間となったが、56分には警告を受けてしまった。

次節は国内のカップ戦を挟み、11月3日にハノーファーはホームでアウグスブルグと、メンヘングラッドバッハはホームでフライブルクと対戦する。

速サカ編集部