2012/11/9
UEFAヨーロッパリーグ(EL)は8日、グループステージ第4節が各地で行われ、日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトはアウェイでコペンハーゲン(デンマーク)と対戦し、2-0でELのグループステージ初勝利を挙げた。岡崎と酒井高は共に先発し、岡崎は86分に交代、酒井高はフル出場を果たした。
10月25日に行われた前回対戦は引き分けに終わっているこのカードは、前半から一進一退の攻防が続く。ここまで勝利のないシュツットガルトは、MFイブライマ・トラオレとMFマルティン・ハルニクが惜しいシュートを放つものの得点には至らず、試合を折り返す。すると76分、待望の先制ゴールが生まれる。MFアルトゥル・ボカが送った浮き球をFWベダド・イビシェビッチがヘディングでネットを揺らす。その後もシュツットガルトはペースを握り、ロスタイムにはハルニクが左足でゴール左隅を射抜き、2-0で試合終了となった。
岡崎は83分にドリブルから惜しいシュートを放つなど、精力的な動きを見せた。酒井高は右SBとして先発フル出場を果たし、勝利に貢献した。
この結果、シュツットガルトは勝ち点を5に伸ばし、グループEの2位に浮上した。次節は22日、アウェイで首位ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)と対戦する。
速サカ編集部