2012/11/14
日本代表は14日、ブラジルワールドカップ・アジア最終予選でオマーンとアウェイで対戦し、2-1で勝利した。
内田篤人、駒野友一と負傷者があいついだ右SBには酒井宏樹が先発した日本は、GK川島永嗣、DFが右から酒井宏、吉田麻也、今野泰幸、長友佑都。ボランチが遠藤保仁、長谷部誠。2列目に清武弘嗣、本田圭佑、岡崎慎司が並び、1トップに前田遼一が入る[4-2-3-1]のフォーメーションでこの試合に臨んだ。
中東の気候ゆえか明らかにコンディションの悪い日本は、序盤はオマーンにリードを握られる、厳しい展開を強いられる。しかし21分にオーバーラップした長友からのボールを、最後は清武が詰めて、日本が先制。その後も、両チームとも攻守ともに思うような形が作れず、あまり前向きではない一進一退の攻防が続き前半は終了。
後半に入っても展開に大きな変化はないが、締まらないなゲーム展開はリードする日本にとってはそう悪い流れではないと思われた。だが、77分。ゴール前右で与えてしまったFKをムバラクに壁の下を通すシュートで決められ同点に。
このまま試合終了かと思われた89分、酒井高徳が左からクロス。ニアに飛び込んだ遠藤が中央へ流すと、最後は岡崎が押し込み、勝ち越し。
そのまま試合が終了し、日本が中東アウェイ初戦で勝ち点3を確実に手に入れた。
速サカ編集部