8日、ブンデスリーガ第16節が各地で行われ、日本代表MF長谷部誠が所属するボルフスブルクは、アウェイでドルトムントと対戦し、3-2で勝利を収めた。8試合連続の先発出場となった長谷部は、3試合連続のフル出場を果たした。

試合は、点の取り合いとなった。FKから6分にロイスが決めてドルトムントが先制するも、36分にシュメルツァーがペナルティーエリアでハンドをしたと判定され、ボルフスブルクにPKが与えられると、これをジエゴがきっちり決めて1-1。数的優位にたったボルフスブルクは、その4分後の41分にはFKからナウドが見事なシュートを決めて、2-1と逆転して前半を折り返す。

ホームで負けられないドルトムントは10人になりながらも攻勢を強めると迎えた61分にPKを獲得。これをブワシチコフスキが決めて2-2。同点に追い付いたドルトムントだったが、73分にスルーパスに抜け出したドストにゴールを決められて再び突き放されるとこれが決勝点に。金星を挙げて勝ち点を19としたボルフスブルクは14位、勝ち点27のドルトムントは3位となっている。

4試合ぶりの勝利を飾ったボルフスブルクは次節、ホームで日本代表MF乾貴士が所属するフランクフルトと対戦する。一方、リーグ戦で8試合ぶりに敗戦を喫したドルトムントは、アウェイで日本代表MF宇佐美貴史が所属するホッフェンハイムと対戦する。


速サカ編集部