1日、プレミアリーグが各地で行われ、日本代表FW宮市亮が所属するウィガンは、ホームで日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
試合は徐々に試合のリズムを作り出したマンチェスター・ユナイテッドが攻勢を強めると36分、左サイドの高い位置で相手のパスをカットすると、ペナルティーエリア内でボールを受けたエブラがシュート。これはGKアル・ハブシに弾かれたが、こぼれ球をエルナンデスが押し込み、マンチェスター・ユナイテッドが先制した。
43分にも右サイドからのエルナンデスのクロスを受けたファン・ペルシーが狙い済ました右足のシュートで2点目。ファン・ペルシーの3試合連続となるゴールで、前半を折り返した。
後半、反撃に出たいウィガンは、左サイドからの攻撃で最後はFWアルナ・コネがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドと判定された。
すると63分、今度はマンチェスター・ユナイテッドにチャンス。ゴール前のFKを蹴ったファン・ペルシーのシュートが壁に当たると、こぼれ球に反応したエルナンデスのボレーシュートが決まり、3-0と、試合の行方を決定付けた。
69分、アレックス・ファーガソン監督は、マイケル・キャリックに代えて、香川を投入した。すると89分、FWウェルベックの折り返しから、ファン・ペルシーが今季リーグ戦21試合で16点目となるゴールを決めて、スコアを4-0とした。
試合は4-0でマンチェスター・ユナイテッドが勝利を収め、リーグ戦3連勝を飾っている。一方、敗れたウィガンは、前節7試合ぶりの勝利を挙げたものの、連勝はならず。5勝3分13敗で18位に沈んでいる。なお、宮市は負傷のため、ベンチ入りしなかった。勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッドは17勝1分3敗で6試合負けなしの3連勝。2位のマンチェスター・シティと勝ち点7差をつけて、首位を独走している。

速サカ編集部