2013/3/31
【京都】
互いに中盤でのパス回しとボール奪取が続くなど、緊迫した内容となった5節の富山戦。数少ないチャンスを相手に決められ、0-1で敗れた。サイドを突破された後、守備の寄せが一歩ずつ遅れたことが失点の原因だ。守備陣だけでなく、チーム全員に最後まで切らさない集中力が求められる。6節では徳島と対戦する。相手の前線は1トップ2シャドーの布陣。2シャドーを自由にさせないためには、バイタルエリアでのマークが重要になる。ボランチの秋本を中心とした守備の連係に注目したい。
【徳島】
5節は岐阜と対戦。前半は内容で圧倒し、先制点を挙げた。しかし、後半に入ると、退場処分により1人少なくなった岐阜に押し込まれる展開に。辛くも逃げ切り、今季初となる完封に成功したが、「数的優位」を生かせなかったことは課題だ。リード後の試合運びとともに改善したい。6節では京都と対戦する。素早くプレッシャーを掛けてくる京都を打ち破るカギは、柴崎のパスさばきにある。相手のプレスを逆手に取ったサイドチェンジなど、展開力を披露できるか注目したい。
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