プレミアリーグの第31節が30日、各地で行われた。吉田麻也が所属するサウザンプトンは、ホームでチェルシーと対戦した。吉田は27試合連続となる先発出場を果たし、昨季の欧州王者を迎え撃った。
残留のためにも、勝ち点を獲得したいサウザンプトンは23分、ロドリゲスがS・デイビスとのワン・ツーで抜け出し、ゴール右隅に流し込んで先制点を奪う。33分に、マリンのCKをテリーに頭で叩き込まれてチェルシーに同点弾を許したが、ホームの大声援を受けるサウザンプトンは、同点とされてからわずか2分後にランバートがFKを直接ネットに突き刺して2-1と勝ち越す。エースの今季14得点目でサウザンプトンがリードを奪って前半を折り返す。
後半に入ると、チェルシーの怒涛の反撃に遭うサウザンプトン。68分には、ファウルとはならなかったが、吉田がモーゼスをペナルティーエリア内で倒すなど、ピンチもあった。それでも、吉田を中心とした守備でチェルシーの攻撃をはね返し続け、試合終了。サウザンプトンが2-1で逃げ切り、金星を挙げた。
前節のリバプール戦に続き上位陣を撃破したサウザンプトンは、降格圏に沈む18位のアストン・ビラとの勝ち点差を暫定で4とした。

速サカ編集部