2013/4/6
激しい雨が降る中、川崎Fは細かくパスをつないで守備網の突破を試みる。しかし、組み立てに時間を要するあまり、敵に守備のブロックを形成され、崩すには至らない。無理に縦パスを入れても、受け手はすでにマークされている状態なので、奪われる始末。結局、後半にセットプレーから先制点を奪われた後で、なりふり構わず攻勢に転じて同点とするのが精一杯。「ボールを回す」事ではなく、「点を取る」事が目的であり、そのためのパスであることを忘れてはならない。前へ行く意識を取り戻さない限り、川崎Fを包む深い霧は晴れないだろう。
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