【C大阪】
5節の鹿島戦は、守備陣のミスから喫した失点を返せず、0-1で敗れた。シュート数では鹿島を上回るなど、内容は悪くなかった。連係ミスをなくすためにも、集中力を高めたい。6節では大宮と対戦する。C大阪の前線は、相手の執ようなマークに遭うことが予想される。シンプリシオにはゲームコントロールの役割を果たすとともに、意外性のある攻撃参加を期待したい。カウンター攻撃を得意とする大宮を相手に、中盤でのボールロストは禁物。敵のプレッシャーに負けないパス回しを披露できるかがポイントだ。

【大宮】
昨季の24節以降、無敗を続ける大宮は、5節のF東京戦でも勝負強さを発揮。相手の猛攻を耐え切り、後半33分にセットプレーから得点を挙げた。2連勝を達成し、順位は3位に上昇。6節は4位のC大阪と対戦する。卓越したテクニックを持つ、C大阪の「エース」柿谷を、守備陣がどのように封じ込めるか注目だ。また、C大阪は総失点数3とリーグ1位の「堅守」を誇るチーム。連係で崩し切れない場合は、ズラタンらの個人技で打開したい。
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