【山形】
「首位攻防戦」となった7節の神戸戦では、チームの特長である「コンパクトな陣形」を維持できなかった。力負けの内容で、0-1の敗戦を喫した。8節では神戸と同じく昇格候補のG大阪と対戦する。チーム総得点は山形に軍配が上がるが、G大阪はこれまで、1試合3得点を3回記録している。その爆発力を封じるためには、攻撃の起点であるボランチに対して、厳しいチェックをする必要がある。また、被シュート数が多くなることが予想されるため、GK常澤の活躍が勝負のカギになる。

【G大阪】
7節の東京V戦は、スコアレスドローに終わった。3節の横浜FC戦以来の無得点だが、シュート数は17本を記録。一方的に攻め立てた前半の間に得点を奪えなかったことが悔やまれる。これで引き分けは5試合目。開幕から無敗を続けながらも連勝がないことが気掛かりだ。その不安を払拭するためにも、まずは8節の山形戦で快勝を収めたい。注目選手は、攻守において圧倒的な運動量を見せている倉田。自らの得点はもちろんだが、レアンドロのパートナーとしてゴールに絡む活躍も期待される。
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