オランダ・エールディビジの第30節が13日、各地で行われた。ハーフナー・マイクと安田理大が所属するフィテッセは、アウェイでローダと対戦した。
6連勝と勢いに乗るフィテッセは26分、右サイドからのクロスにハーフナーが頭で合わせて先制点を奪う。得意の高さを生かした豪快なヘディングで今季8点目を記録。最近5試合で3ゴールと好調なハーフナーは、36分にもゴールを挙げる。ボニーの浮き球のパスを胸でコントロールして、右足を振り抜いた。56分には、エースのボニーにも得点が生まれ、フィテッセが3点のリードを奪った。
しかし、ゲームの流れはここから一転、ローダが怒涛の反撃を見せる。63分にハンドでPKを得ると、まず1点を返す。70分にもゴールを挙げると、試合終了間際のロスタイムに劇的な同点弾を叩きこんで3-3のドローに持ち込んだ。なお、安田はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
3点のリードを守りきれなかったフィテッセは、首位のアヤックスと勝ち点で並ぶ絶好の機会の機会を逃し、暫定で勝ち点差2の2位となった。14日にはアヤックスと3位のPSVアイントホーフェンとの一戦が行われる。この試合にPSVが勝利すればフィテッセは3位以下に転落、アヤックスが勝利すれば優勝が遠のく、まさに痛恨のドローとなった。
速サカ編集部