2013/4/15
ブンデスリーガの第29節のうち2試合が14日に行われた。岡崎慎司と酒井高徳が所属するシュツットガルトは、ホームにメンヘングラッドバッハを迎えた。酒井は右SBとして先発出場、岡崎はベンチスタートとなった。試合は28分に動く。敵陣の左サイド深くで得たFKをマキシムが蹴ると、イビシェビッチが競り合ったボールがディフェンスに当たり、そのままゴールに吸い込まれた。判定はオウンゴールとなったが、シュツットガルトが先制する。勢いに乗るシュツットガルトは、34分にも相手の一瞬のスキを突いたゲントナーが追加点を挙げてリードを2点に広げる。2点を奪ったシュツットガルトだが、徐々にメンヘングラッドバッハの攻勢を許す展開に。それでも、酒井を含む守備陣が踏ん張ってゴールは許さない。77分には途中出場の岡崎がループシュートを放つが、枠をわずかに外れ3点目とはならなかった。試合はこのまま終了し、2-0でシュツットガルトが勝利を収めた。シュツットガルトは12月8日のシャルケ戦以来となる、久々のホームでの勝利となった。
フランクフルトの乾貴士はアウクスブルク戦に先発出場。今季のフランクフルト躍進の立役者の一人と称される乾だが、この試合はPKを献上したうえ決定機を外し、2失点目につながるミスを犯すなど精細を欠いた。チーム全体としてもどこか歯車が噛み合わないフランクフルトは、韓国代表のチ・ドンウォンに2ゴールを許し0-2で完敗した。
速サカ編集部