プレミアリーグ第29節延期分が17日に行われ、首位マンチェスター・Uの香川真司はウェストハム戦に先発出場を果たし、1アシスト含め2得点に絡む活躍を見せた。
アウェイに乗り込んだマンチェスター・Uだが17分、香川とルーニーのワンツーパスをカットされ、そのままカウンターへ持ち込まれると、最後はバス・テにヘディングで押し込まれ先制を許してしまう。
それでもマンチェスター・Uはすぐさま反撃を開始。31分にファン・ペルシからのパスを受けた香川がペナルティーエリアに切り込むとバレンシアにラストパス。ボールを受けたバレンシアが冷静に流し込み同点に追い付いた。
しかし1-1で試合を折り返したマンチェスター・Uだったが、55分に再びのリードを奪われ、ファーガソン監督が動く。ルーニーを下げギグスを投入し、香川のポジションを中央に移す。すると、その策が的中。77分にペナルティーエリア手前でキャリックからパスを受けた香川が反転してシュート、ポストを直撃したがファン・ペルシが押し込み再び同点に持ち込む。全得点に絡んだ香川はこの直後に交代し、試合も2-2のまま終了した。
香川の公式戦約3カ月ぶりのアシストによって敵地で勝ち点1を獲得したマンチェスター・Uは、早ければ次節・ホームでのアストン・ビラ戦で20回目の優勝を決めることができる。

速サカ編集部